こんにちは!
ゆたるなキャンプのゆたです!
突然ですがキャンプのシーズンと言ったらいつだと思いますか。
世間的には夏がキャンプのシーズンだと思われているかもしれません。
ですが、僕が思うには春、夏はもちろんですが、秋から冬がキャンプの1番のシーズンだと思っています。
キャンプは1年中できる趣味なんだよ!
今回は、その中の冬キャンプのお話です。
冬のキャンプはとても寒いです。
寒いキャンプをどう快適に過ごすかを考えました。
ホッカイロを貼ったり、電気毛布を使ってみたり、外で薪ストーブや石油のストーブを使ってみたりしました。
暖かくはなりますが、快適!と言えるほどにはなりませんでした。
そこで、ずっと憧れだったテントの中に薪ストーブ!をやってみようとなりました。
冬キャンプに向けてたくさん準備をして、薪ストーブをテントの中に入れてみた結果、大成功することができたので、記事にしていきます。
この記事でまとめたことを実践していけば、テントの中に薪ストーブができるようになります。
今回は僕たちのオトモ、どな吉が説明してくれます!
どな吉です!皆さんよろしくお願いします。
最初に注意事項だよ!
※ほとんどのテントでは中での薪ストーブなど、火気の使用は推奨されていません。自己責任でやるようにしてください!
※この記事ではHONMAのクッキングストーブ RS-41を使用した説明をしています。
2020年の10月にキャンプを手探りで始めてからキャンプの虜になってしまい、気づけば今では上の写真に写っているオトモ3人(左からぷーち、どな吉、ぷー坊)と月に1~2回は必ずキャンプをするほどになった夫婦です。
毎月キャンプをしているので、真夏の炎天下でのキャンプや、-10℃の雪中キャンプもやっています。
詳しいプロフィールはこちら!
使用した薪ストーブ
まずは僕たちが使用した薪ストーブの紹介だよ!
僕たちが使用した薪ストーブはHONMAのクッキングストーブ RS-41です。
正確にはクッキングストーブとなっていますが、薪ストーブとほとんど変わりません。
この薪ストーブはコスパの良さに加えて、グリーンの色がとてもキャンプと相性がよく、カッコ良くも可愛くもある、とてもいい商品です。
僕たちが購入した時は税込で10,000円しない値段だったんだけど
最近値上げしちゃったみたい…残念。
それでも、とてもおすすめの薪ストーブだよ!
薪ストーブを入れてみて感じた事
初めて薪ストーブをテントの中で使ってみてしばらくは、正直怖かったよ!
テントが燃えたらどうしよう。
火の粉で他の人のテントを燃やしてしまったらどうしよう。
一酸化炭素中毒になったらどうしよう。
と、いろんな事を考えてしまってドキドキでした。
何度も一酸化炭素の濃度大丈夫かな?と確認したり、煙突ガードを触って熱くないことを確認しました。
とにかく、キャンプ中しばらくは楽しみながらも、気は抜けなかったです。
しばらくしてからは大丈夫な事が確認できたので、気は使いながらも最高に快適で楽しいキャンプをする事が出来ました。
心配しすぎても楽しいはずのキャンプが疲れて終わっちゃうよね。
そんなキャンプは嫌なので、最低限準備することをかならずやって、少しでもリスクを抑えていきましょう!
薪ストーブをテントに入れてみた感想
まず1番に思ったことは…
冬キャンプなのにあったかくて快適すぎる!
薪ストーブのおかげでテントの中が暖まり、家にいるようにとても快適になりました!
テントの中では、上に着込んでる物を脱いで過ごせるくらい暖かくなります。
そして、薪ストーブの上では料理をすることもできます。
実家やおばあちゃんの家で、ストーブの上で何か煮込んでいる光景って見た事ありませんか?
薪ストーブも同じで、ストーブの上で料理ができます!
焼き料理ももちろんできますし、鍋など少し放置しておきたい料理や保温した時に最高です。
本当に自分の部屋にいるような感覚で、テントの中で過ごす事ができますよ!
最後に、自信がつきます!
キャンに向けてたくさん調べて、たくさん準備して、それでも不安でした。
でも、キャンプが終わった後はかなり自信がつきました!
これで、どんなに寒くてもキャンプができる!と心から思うことができました。
薪ストーブを一度経験したら、もうやめられません!!笑
インストールするのに準備したもの
それじゃあ、ここからは僕たちが薪ストーブをテントの中に入れよう!
と、なってから準備した物を紹介していくね!
薪ストーブを購入しただけでは、すぐにテントにインストールすることはできません。
しっかりと準備をした上でインストールするようにしましょう!
火入れ
まずは火入れ!
薪ストーブには最初、塗料や油分が付着しているんだって!
その塗料や油分を、火入れをすることで取り除こう!
理由として、初めて使用する時は、塗料や油分が焼けて白い煙がもくもくと出てくるからです。
換気しておけば大丈夫かもしれませんが、大切なテントに何かあったら嫌なので、煙が出なくなるまで一度外で使用してからテントの中で使用するようにしましょう。
この時、いきなり薪をたくさん入れて高火力で運転してしまうと、本体の歪みの原因にもなってしまうので、少しずつ温度を上げていくようにしましょう。
この作業はインストールする日よりも前に終わらせておこうね!
煙突
薪ストーブの煙突はテントの頂点よりも高いのが望ましいよ!
理由として、火の粉が出てしまった時にテントに近いと、穴を開けてしまうかもしれないからです。
クッキングストーブRS-41に付属でついてくる煙突だけでは足りないんだ。
付属のものだけでは長さが全く足りないので、追加で半直管を1本と直管を2本購入しました。
直管と半直管は長さが違い、半直管2本で直管1本分の長さです。
直管の方が半直管2本よりも少し安い値段でしたので直管を購入しましたが、収納や持ち運びが少し不便です。
半直管は収納や持ち運びがしやすいです。
注意点として、煙突を購入する際は煙突の径に気をつけましょう!
間違えてしまうとせっかく買ったのに使用できない…なんてことになってしまいます。
RS-41を購入または使用している方は下のリンクから購入できますよ!
一酸化炭素濃度測定器
テントの中でストーブを使うなら、絶対に用意してね!
換気をしないままストーブが燃え続けると、一酸化炭素が発生しちゃうんだ。
一酸化炭素の濃度が高くなると中毒の原因になってしまうよ。
一酸化炭素中毒は濃度が高くなるにつれて、亡くなってしまうリスクが高くなります。
測定器は必ず用意して、こまめに換気をするようにしましょう。
少しでも体調に異変があったらすぐにテントの外に出て、テントを全開にして換気をしてください。
僕たちは、扇風機を使って、常にテントの中の空気を循環させていました。
煙突ガード
薪ストーブは本体だけではなく、煙突もとても高温になるんだ。
そのため、煙突がテントに直接触れてしまうと、テントが燃えてしまったり、故障の原因になってしまうよ!
だから、煙突ガードもとっても大切なんだよ!
煙突ガードをつけることで、テントと煙突の間に空間ができて、テントに直接熱が加わらないようになり、テントを熱から守ってくれます。
必ず用意するようにしましょう。
煙突ガードも適応できる径に違いがあるので気を付けてください。
RS-41の場合はφ100なのでぎりぎり下の商品でも使えそうです。
安く済ませたい方は自作してみるのもいいですよ!
調べてみると、とてもたくさんの作り方があり、簡単にDIYすることができます。
僕はモノを作る事が大好きなので、YouTubeを参考にしながら自分で作りました!上の写真のものは自作した物です。
YouTube等で、煙突ガード自作と調べるとたくさん出てきますよ!
火の粉どめ
火の粉止めがないと煙突から火の粉が出てきてしまうんだ!
大きい火の粉がそのまま外に出てしまうと、最悪の場合テントに穴が空いてしまうかも…
RS-41には付属の火の粉止めがあるのですが、そのままではとても心配でした。
なので、こちらはちょこっと改造することをおすすめします。
たくさん作り方があるので自分でできそうなものを参考にするといいと思いますが、僕たちは、ステンレスの網を、付属の火の粉どめに巻き付けるだけのとても簡単な物をおすすめします。
煙突の先につけて火の粉を抑えるものもありますよ。
煙突を固定する治具
煙突を長くなるするので、その分バランスが悪くなっちゃうよ!
また、煙突側が重くなるから、本体が倒れちゃう可能性もあるよ!
その為、煙突をしたから支えるための治具と、煙突をガイロープで引っ張り固定できるようにする治具を用意しました。
この二つがあることによって、風などで倒れてしまうリスクを大幅に減らす事ができます。
必ず用意しておきましょう。
僕は適当に自作してみましたが、amazonや楽天にもっとしっかりしたものが売っているのでそちらをオススメします。
HONMAの薪ストーブの場合はこのような物をおすすめします。
100φ、106φの2種類煙突があるのでよく確認して購入しましょう。
他の薪ストーブで、煙突が細いタイプの物にはこちら
薪ストーブに足をつける
RS-41は、純正のままだと地面と本体の距離がかなり近いんだ。
このままだと本体の熱で地面の芝などを焼いてしまうかもしれないんだ。
それをを避けるため、折り畳みの足を取り付けたよ!
作業はドリルで穴を開けてボルトで固定するだけなのでとても簡単です。
足をつけて高さを出す事によって地面の芝などを焼いてしまう事がなくなり、薪ストーブの下にスペースができるので、下に薪を置いておくこともできます。
ドアの密閉性を高める
ドアの密閉性を高めるためにガスケットロープという物を専用の耐火セメントでつけました。
ガスケットロープをつけることによって、薪ストーブの気密性が向上して、燃焼効率が良くなるよ!
少ない薪で、長い時間暖を取ることができるようになるよ!
薪ストーブに適したテントは?
薪ストーブを入れるのには適したテントと、そうではないテントがあるんだ。
テントの材質、テントの広さ、換気がしやすいか、といった所で、適しているかどうかわかるよ!
テントの材質
テントの広さ
テントの中にストーブを入れるにあたり、テント内はある程度広い方が過ごしやすいです。
キャンプする人数(僕達で言えば2人)で、その人数用のテントだとストーブを入れた時点で居住スペースがなくなってしまいます。
薪ストーブを入れたい時はテントはキャンプをする人数+2人くらいの余裕がある大きい物を選ぶといいですよ!
換気のしやすさ
薪ストーブの煙突を外に出すのに、大きく2つ方法があります。
- この記事でも紹介する、テントの入り口から出す方法。
- テントそのものに煙突を出す穴がついていて、そこから出す方法。
どちらの場合でも、こまめなテント内の換気はとても重要です。
そのため、出入り口が一つしかないテントで、そこから煙突を出してしまったら出入りもしづらく、換気もしづらい、何より煙突に触ってしまうかもしれない危険もあります。
なので、2箇所にファスナーがついているテントや、テントそのものに煙突穴が空いているものがいいでしょう。
煙突穴がついているテント
テントにインストールする手順
とてもたくさん準備するものがあったね😣
でも、何事も準備、段取りが1番大事だよ!
この記事に書いてあるものは必ず準備しようね!
それじゃあここからは、インストールの手順の紹介だよ!
手順としては4つ!その中でもひとつ目は事前にやっておくのをお勧めするよ!
- 薪ストーブの置く位置を決める
- ストーブ本体、治具をペグで固定
- 煙突ガードの設置
- 煙突を出してガイロープで固定
薪ストーブの置く位置を決める
テントの中で薪ストーブを使う事が決まったら、まずはレイアウトを考えてみよう!
当日どこに置くか決めるとバタバタしちゃうから事前に考えておくとスムーズだよ!
当日は微調整だけにした方が設営がとても楽で、余裕ができます。
薪ストーブの場所だけではなく、その他の物も決めておきましょう。
当日に全部やろうとすると、あれが置けない!これが置けない!と焦ってしまい、失敗や、相方との喧嘩につながってしまいます。(僕たちの体験談です…笑)
妄想キャンプというアプリが結構おすすめです!
ストーブ本体、治具をペグで固定
ぼくは、足を延長したこともあり、本体が倒れてしまうのが怖かったので、ペグで足を固定しました。
この手順はしっかり安定していて倒れる心配がない時はやらなくてもOKです!
また、後ろに突き出した煙突を支える治具もずれないように、ペグを打って固定しました。
煙突がズレて落ちないように針金で、煙突に固定もしました。
少しやりすぎかな?とも思ったけど、初めてだったのもあり、キャンプ中に倒れるくらいならやっておこう!という気持ちでやったよ!
煙突ガードの設置
次に、煙突とテントが触れる位置に煙突ガードをつけます。
あとで微調整はできるのでだいたいの位置で合わせておきましょう。
煙突は煙突ガードの真ん中になるように設定しよう!
これがしっかりできていないと、テントやテントのチャックに熱くなった煙突が触れてしまい、チャックなどがダメになってしまうかもしれないよ。
煙突を出してガイロープで固定
最後に、ガイロープ固定の治具を取り付けて、煙突を外に出そう!
ガイロープで煙突を倒れないように固定したら…
もうテントの中で薪ストーブが使えます!
おつかれさま〜!
手順は大体わかったかな?
心配がなくなるまで、いっぱい調べてみよう!
◎まとめ
今回の記事では薪ストーブをテントの中に入れる為の準備や、手順を紹介しました。
ほんの少しだけでも薪ストーブに興味をもっていただけたらとても嬉しいです。
とてもたくさんの準備しなくてはいけないし、とても気を使うかもしれません。
でも、その分とってもいい経験になるし、何よりも最高に楽しいキャンプができます!
少しでもいいな、やってみたい!と興味を持ってくれた方は是非挑戦してみてください♪
今回ぼくも初めての作業だったので、まだまだ不慣れでわかりづらい所もたくさんあると思います…
いろんなやり方を試してもっと簡単な方法があったらまた更新していきますね!
最後にもう一度合わせてください…
ほとんどのテントでは中での薪ストーブなどの火気の使用は推奨されていません。
自己責任でやるようにしてください。
また、挑戦しようと思ってくれた方もたくさん調べて、万全の準備で挑戦してください!
他にもキャンプ場紹介やキャンプの記事を書いています!
キャンプ場紹介はこちら
キャンプについての記事はこちら
バンライフやエブリイについての記事はこちら
それでは!
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