こんにちは!
ゆたるなキャンプのゆたです。
キャンプ場は、自然の中で非常に楽しい時間を過ごせる素晴らしい場所です。
しかし、キャンプ場にはたくさんの危険が潜んでいることがあります。
例えば…
焚き火!!
焚き火はキャンプを始めたらまずやってみたいと考えるのではないでしょうか?
キャンプ場で焚き火をすることは、料理や暖を取るため。また、火を見て癒されるためです。
しかし、火の取り扱いにはとても注意が必要です。
キャンプ場で火災が発生することは、大変危険なことです。あなたや周りの方の命にも関わってきます。
この記事ではキャンプ場で焚き火をするときに気をつけなければならないこと、について説明します。
安全にキャンプを楽しむためにぜひチェックしてみてくださいね。
2020年の10月にキャンプを手探りで始めてからキャンプの虜になってしまい、気づけば今では上の写真に写っているオトモ3人(左からぷーち、どな吉、ぷー坊)と月に1~2回は必ずキャンプをするほどになった夫婦です。
毎月キャンプをしているので、真夏の炎天下でのキャンプや、-10℃の雪中キャンプもやっています。
詳しいプロフィールはこちら!
火の周りに燃えやすいものがないようにしよう!
地面には乾いた葉や枯れ木などの燃えやすいものが落ちています。
焚き火をしていると、どうしても小さい火種や、燃えて崩れた薪が焚き火台から地面に落ちてしまうことがあり、そこから燃え広がって火災の原因になってしまう可能性もあります。
なので、火を使う前には、周囲の落ち葉などは掃除して、周りに燃えやすいものが無いようにしましょう。
それでも心配になってしまう方もいると思います。
そこでおすすめしたい物がこちらです。
このように焚き火シートを焚き火台の下に敷くようにすればそう簡単には地面を燃やしてしまうことはありません!
火の管理はしっかり行おう!
焚き火が完全に消えてない状態で目を離すのはとても危険です。
火が風にあおられて、周囲に燃え広がってしまうかもしれません。
実際、風がとても強いキャンプ場もあり、火災も発生しているのをSNSで見た事があります。
風が強いキャンプ場では、焚き火をするかしないかよ〜く検討して下さいね!
しかし、実際トイレや洗い物などで何度も離れることがありますよね。
複数人でのキャンプであれば誰かが見てればいいわけですから何の問題もありません。
では、ソロの方はどうするの?ってなりますよね…
なので、毎回消さなきゃだめ!とは言いません。
トイレに行く程度の少しの時間なら消さなくても大丈夫ではないかと思います。
でも、その時の火の状況や環境の状況で判断しましょう!
例えば、炎が燃え上がっている状態や、風がつよい時は一旦消したほうがいいでしょう。
大事なことなのでもう一度。
焚き火が完全に消えてない状態で目を離すのはとても危険です。
焚き火の正しい消し方
ここからは焚き火の正しい消し方を紹介していきます。
1番は灰になるまで燃やし切ること。です!
しかし、そうもいかない時もありますよね…。
そんな時の為に焚き火を消す正しい方法を知っておきましょう!
まず覚えておいて欲しいものがあります。
それは、燃焼の三要素です。
燃焼の三要素について説明するね!
物が燃えるのには「可燃物、酸素、熱」の三つの要素が必要なんだ。
この三つの要素の内どれか一つでもなくなると火は消えるよ!
小学校や中学校でアルコールランプは使ったことあるかな?
蓋を閉めると火が消えるんだけれど、
それは三要素の酸素がなくなるから消えるんだね!
そして、消火方法にも正しい方法とやってはいけない方法があります。
やってはいけない消火
- 焚き火に直接水をかけて消火
- 砂や土などをかけて消火
- 着火剤等を追加して燃やし切る
この3つは危険な行為です。
焚き火に直接水をかけて消火
暑い状態の薪に水をかけても、薪の表面の温度がさがるだけで水が蒸発してしまい、しっかりと消火できていません。
一度火がついた薪は中まで暑くなっていて、火が出ていなくても中のほうでまだ火がくすぶっている可能性があります。
さらに、焚き火に直接水をかけると高温の水蒸気や煙が上がってしまう恐れがあります。
高温の水蒸気が自分にかかってしまうと、最悪の場合大火傷をしてしまうかもしれないのでやめましょう。
さらに、焚き火台の温度が急激に下がる事で焚き火台の変形の原因にもなります。
よくないことだらけですね…
実際ぼくたちもキャンプを始めたばかりの頃は何度かやってしまったこともあります。
もちろん焚き火台は変形しましたし、たまたま火事や火傷にならないで済んでいますが、とても危険なことをやっていたんだなと反省しています…
砂や土などをかけて消火
砂や土をかけたり、土の中に埋めてしまえば酸素がなくなって消えるので正しそうですよね。
しかし実際はとても熱くなっている物なので、火はすぐに消えてもやはり薪の中で燻っていてなかなか消えないです。
さらに、埋めたところの地面が熱くなって気づかずに踏んでしまうと、足の裏を火傷してしまう可能性もあります。
実際にそのような事故もありました。
それに燃えた炭などををそのまま忘れて帰ってしまうかもしれません。
炭は土に還ると思われがちですが実際は土に還ることはありません。ずっとそのままの形で残ってしまうんです。
直火OKなキャンプ場だとしても炭は必ず所定の場所に捨てるようにしましょう。
着火剤等を追加して燃やし切る
焚き火を燃やし切っておわらせるのはとてもいいことです。
しかし!着火剤を追加して燃やし切るのはやめましょう。
着火剤は簡単に火を起こせる便利な物です。
簡単に火がつくので、たとえ熾火に追加していたとしても手に持っている着火剤まで燃えてしまう可能性があり、とても危険な行為です。
熾火とはこの状態のことです。
便利な物でも使い方を誤れば凶器に変わってしまうので注意しましょう。
正しい消化方法
- 灰になるまで燃やし切る
- 火消し壺を使用して消す
- 水に付ける
灰になるまで燃やし切る
一番いい焚き火の終わり方です。
全部が燃え切ってしまえば他のものに燃え移ることもありません。
ここで注意することは、薪が燃え切るまでの時間を考えることです。
薪には針葉樹の薪と、広葉樹の薪があります。
針葉樹の薪で1時間ほど、広葉樹の薪で2〜3時間ほどかかると思って薪を追加するかどうかを調整しましょう。
火消し壺を使用して消す
時間的に燃やし切ることが出来なかった場合は火消し壺を使用して消火しましょう。
火消し壺で消火した炭は再利用することもできますよ!
火消し壺とはこのような物です。
水につける
さらに急に消さなくてはいけなくなったときは、水を使用して消火しましょう。
水をかけるのはNGでしたね。
水をかけるのではなく、バケツなどの容器いっぱいに入れた水に薪を一本ずついれて、煙がでなくなるまでしっかりと水につけましょう。
理由は…
もうわかりますよね!!
中の方で燻っている可能性があるからです。
◎まとめ
意外とたくさん注意することがありますよね…
でも、危険を知らないで焚き火をするよりも、しっかりと危険を理解した上で焚き火をした方が、何十倍も楽しくたきびができると思います!
それに、焚き火は下手したら自分だけではなく周りまで巻き込んでしまう可能性もあります。
ゆたるなキャンプ以外にもいろんな情報を見て、楽しいキャンプライフ、キャンプデビューを送りましょう!!
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